略 歴 沖縄国際大学(国語科教職、琉球文化専攻)入学後、高校野球連盟に所属。県内外で沖縄音楽フェスを企画し、参加した県外大学生 向けの沖縄観光ツアーをプランニング。
卒業後は東京で沖縄食材・泡盛・工芸品の営業として働く傍ら、沖縄修学旅行アドバイザー として活動。
専門性 沖縄教育旅行、高校野球連盟審判委員
興味・関心 沖縄の文化・芸能・工芸、泡盛、高校野球

どんな場を作りたいか

年齢関係無く一人一人が好きなことに夢中になっている空間
「青春とは心の若さである。
信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動をつづけるかぎり、
青春は永遠にその人のものである。」

インタビューroku youメンバー紹介

誰もが個性を発揮し、多様な選択肢から道を選べる教育を広げたい

#1

沖縄で教育の活動に関わる中で、「こんなことを言っていいのかな」「私のいうことなんて聞きたくないよね」と発言を躊躇して、自分の心に押し込めている子が多くいることに気づきました。 しかし、ありのままの自分の心を受け入れ、それを表現することができなければ、これからの人生の可能性を狭めてしまいます。 自分を受け入れてもらえると思えるようになるには、まず心理的安全性が必要です。その土台を構築するにはどうしたらよいのでしょうか。 そして、子どもたちが自分自身を好きになり、選択肢を広げていけるようにするためには何が必要なのでしょうか。 今僕は、そんな課題意識を持ちながらroku youで活動をしています。

#2学校の外側からサポートする立場に

僕は沖縄生まれ、沖縄育ちです。学生時代は野球に打ち込み、いずれは野球を教えながら子どもたちの進路をサポートできるような教員になろうと考えていました。とはいえ、子どもたちの進路を実現する手助けをするには、自分も多様な挑戦をした経験が必要ではないかと考えて、東京に飛び出し、営業職として働きました。 数年間働くと、次第に、沖縄への修学旅行事業をサポートしたり、沖縄のよさを伝えたりする仕事が増えていきました。そこで、思い切ってかねてから思っていた沖縄での教育に携わる道を歩むことを決めました。 ただし、僕が選んだのは教員ではなく、roku youで学校の外側から子どもたち、そして先生方をお手伝いする役割でした。 学校が社会に開かれるためには外側から関わっていく存在が欠かせない。そんな思いから、この道を選びました。 沖縄にはたくさんの学びの場があります。また、学びを得られる人々もたくさんいます。しかし、学校だけではそのつながりをなかなか持つことができません。そこで、コーディネーターとして僕が関わり、子どもたちが地域の大人と多様に関われる機会を設けようと考えたのです。 そして、こうした機会を充実させていくことは、子どもたちが進路に対して多様な選択肢を持つことにつながっていくはずです。学校の外側から、子どもたちの進路を支えることが僕の実現したいことの一つになっていきました。

#3真に子どもたちのためになる教育を

僕自身も野球から得た学びは非常に大きかったので、スポーツ経験の中から子どもたちが得られるものは大きいと考えています。しかし、沖縄県に戻ってきて審判などで部活動に関わる際に、昔ながらの指導をして子どもの個性を押さえつけるような現場を目の当たりにすることが多くありました。さらに、僕の周りには中高の部活動で燃え尽きてしまい、大学でやりたいことが見つけられないという友人もいました。 本来、スポーツを通して自己実現をすることは、自分を知り、未来を主体的に歩む力を身につけられる体験となるはずです。僕はその効果を十分に果たせていない現状に、もどかしさを感じています。これから、スポーツのプラスの効果を生み出していけるよう、僕にできる役割を担っていきたいという思いを強く持っています。 僕の人生のテーマは、この沖縄の地に根をおろし、真に子どもたちのためになる教育を広げていくことです。その実現のために行動し、変容する未来を信じ抜いていきたいと思っています。 子どもたちが、自分の好きなことや興味関心を見つけ、それを心に宿し、多様な選択肢から進路を定めていけるように。自ら歩み出す主体性の芽を伸ばしていく土壌を作っていきたいと思っています。

rokuyouとして、これまでどんな場を作ってきたか

rokuyou以外の活動で、これまでどんな場を作ってきたか

  • 全国約30校で沖縄の歴史・文化についての講演会を実施。

  • 首都圏にて新郎新婦のこれまでの人生、これからの人生に寄り添った泡盛weddingの企画。

  • 「自分の可能性信じること」「一歩踏み出す勇気を後押しする」沖縄音楽フェスを開催。

その他のメンバー