2025年9月20日(土)、株式会社rokuyou主催「SELカンファレンス2025 〜問いと対話の力で、ウェルビーイングな学校へ〜」を、那覇市で開催しました。全国の教育実践者、行政関係者、研究者が一堂に会し、教育システムの内側からの変容をテーマに、熱い議論を交わしました。

◾️rokuyou代表・下向の想い:
小中高生の自殺者数や教員休職者数の増加という深刻な現状を共有し、「システム全体の変革」の必要性を強調。多様な立場の人が協力し、ひとりひとりがチェンジエージェントになることの重要性を訴えました。

◾️システム思考の提言:
システム思考教育家の福谷彰鴻氏によると、「システム」の一番正確な言葉は、「相互依存性」であると解説。システム変容には、優秀な個人ではなく、集合的なリーダーシップが必要と提言しました。

◾️「関係の質」からの変革:
パネルディスカッションでは、鎌倉市教育委員長の高橋洋平氏が行政からのアプローチ、前・札幌新陽高校校長の赤司展子氏が「職員会議の対話の場への転換」など、組織文化を変える具体的な実践を共有。

各校や自治体のSEL実践者からは、「先生も児童もひとりひとりが輝く学校とは?」「学校と地域がつながる可能性は?」など、現場のリアルな「問い」が投げかけられました。
最後に、参加者は実践プレゼンテーションで示された「問い」をもとに各グループで熱心に対話を行いました。

本カンファレンスで生まれた熱意と知恵を、rokuyouは今後の活動に活かしてまいります。ご参加いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

カンファレンスの詳細はnote記事よりご覧いただけます。

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